第4章の "ゴルフには賭けが付き物" で説明したように、ほとんど週末のゴルフでは、ナッソー(Nassau) で賭けが行われています。そして、中にはいつも、いつも勝ってばかりいる人がいるもので、そうした人のことをサンドバッガー(sandbagger)と言います。要するに、ハンデが実力以上に高い人のことです。

フルハンデで4人のベストボールのトーナメントなどに出ると、必ずサンドバッガーとしか言いようのないスコアーで優勝していくチームがあります。自分達のチームがネット 55 で優勝かと思っていると、もう信じられない 21アンダー 51 のチームがいたりするものです。

そうした人達の常用手段は、普段、勝敗に関係のないホールでパットを意識的にはずしたりするもので、そうすることによってハンデを高めにキープしているのです。 また、そうした行為を "sandbagging" と称します。しかし、逆にほめる意味で "sandbagger" という言葉を使うこともあります。ちょっと、次の英語を見てください。

I remember when I was first permitted to join "the big boys" in their regular game. I don't think I played particularly well, but one of them told me that I was a sandbagger.

つまり、この文章は、上手なゴルファー(big boys) にほめられたということ言おうとしており、そうした使われ方になっています。 なお、言葉の語源は、どうも競馬の重量制限でサンドバッグを使ってごまかしたという行為から来ているようです。

一方、その逆に悪いスコアーは登録せずに、実力以上にハンデの低い人もいます。自分のクラブのメンバーでも、大体、誰がどのタイプのプレやーかは分かるようになります。見栄っ張りで実力のない人とペアーになると大変ですから、そのあたりの駆け引きが、いつもファーストホールのティーボックスで見られるわけです。あなたはどちらのタイプ?