ロングゲーム 目次
ロングゲームとは
ゴルフスイングのタイプ
プリショットルーティーン
ドライバーショット
アイアンショット
ショットメイキング
スライス対処法
コースマネジメント
 
ゴルフスイングのタイプ
The Plane Truth for Golfers という本の著者であり、アメリカではトップゴルフインストラクターでもあるジム・ハーディーによれば、ゴルフスイングには、1 プレーン スイングと 2 プレーン スイングという 2つのタイプがあると言います。どちらのスイングにも素晴らしいゴルファーがおり、どちらにすべきかという事ではないのですが、2つのスタイルには決定的な違いがあり、この 2つのスイングですべきことは、根本的に異なることが多く、それらが混同されると良い結果につながらないと言うことです。(下表参照) 例えば、ベン・ホーガンのスイングは、1プレーン スイングで、ヘイル・アーウィンのスイングは、2プレーン スイングです。

さて、1プレーン スイングは、前傾姿勢のポスチャーで肩の回転と腕の回転が 1つの面 (プレーン) になるもので体の回転と腕の回転が同じ面にあって、所謂、ボディーターンのモダン・スイングと言えます。一方、2プレーン スイングは、ボールに比較的近く立ち、ポスチャーでの前傾が少なく、肩はほぼ水平に回転し、腕はアップライトで肩とは異なった面 (プレーン) を回転し、フィニッシュは、リバース・C のフォームで高く取るクラシック・スイングです。
   

体重移動や肩、腕、腰などの役割は、この 2つのタイプのスイングでは驚くほど異なります (下表参照)。そして、この理論を見ていると、中間のフォームではうまくスイングができないことも分かってきます。自分のスイングがどちらのスイングなのか (又は、近いのか) を考えて、下記のチェックポイントから自分のフォームを分析してみてください。誰もが、どこかで間違った考え方をしている可能性が、高いはずです。
 
1 プレーン スイング
2 プレーン スイング
アドレス
(ポスチャー)
1. ニュートラル/ストロング・グリップ
2. 広いスタンス
3. 左足は (30°-45°) 開く
4. ボールは遠目
5. より前傾姿勢 (35°-45°)
6. 重心 50/50 (左右)、少しトー (前) 寄り
1. ニュートラル/ウィーク・グリップ
2. 狭いスタンス
3. 左足はスクウェアー
4. ボールは近目
5. 前傾姿勢は 少なく (10°-20°)
6. 重心 40/60 (左右) で右肩下がりの
   構え
バック
スイング
1. 肩 (プレーン上を) はフル回転
2. 腕は肩と同じプレーン、左脇を締める
3. 左腕の肘は曲げずにプロネートする
4. 腰は動かさず、回転を抑え上半身と
   下半身のテンションをつくる
5. 前傾姿勢は崩さず
6. 重心は中心か少し左より
7. クラブはインサイドに引く
8. フェースは腰の位置でややクローズド
1. 腰と肩は、ほぼ同じプレーン
2. 腕は、アップライトなプレーン
3. 左肘は多少曲げても良い、プロネート
   不要
4. 腰は肩と一緒に回転し、上半身と下
   半身のテンションをつくる必要はない
5. 前傾姿勢を維持
6. 重心は右足より (40/60)
7. クラブヘッドは真っ直ぐに引く
8. フェースは腰の位置でややオープン
ダウン
スイング

1. ダウンスイングは肩の動きが支配的役割
2. 腕は、パッシブに肩の動きに付いて動く
3. 腰は、肩よりも先にスタート し、トリガーの
   役割を果たすがパワーのソースではない
4. 前傾姿勢は崩さず維持すること
5. 重心は中心、もしくは、若干左より
6. トップでのポーズはしない

1. 腰が並行に少し左へ動き、ダウン
   スイングのトリガーとなる
2. 同時に腕を落とすが、その動きが支配
   的な役割を果たしパワーのソースに
3. 腰は腕の動きに合わせて回転し始める
4. 肩は、パッシブに腕の動きに付いて行く
5. 重心は、右から左に (20%程度) 移動
6. トップでのポーズが有効

インパクト
1. 肩はオープン (20°-30°)
2. 右腕はリリース直前に伸びる
3. 腰は肩以上にオープン (35°-50°)
4. 前傾姿勢は崩さず
5. 重心は中心、もしくは、若干左より
6. クラブフェースはスクエアー
1. 肩はスクエアー か僅かにオープン
2. 腕はアドレスのポジションに
3. 腰は肩と同じで、ほぼスクエアー
4. 右腰が左腰より低くく、背骨は右に傾く
5. 前傾姿勢はアドレスと同じ
6. 重心は 60/40 で左 (前足) より
7. クラブフェースはスクエアー
フォロー
スルー
1. 肩と腰の回転は (個人差あり) フルに
2. 重心は左に移動
3. 上体が起き上がり前傾姿勢はなくなる
4. やや低めなフィニッシュ
1. 肩と腰の回転は 1プレーンより少な目
2. 重心は左に移動
3. 上体が起き上がり前傾姿勢はなくなる
4. 高いフィニッシュ
パワー
ソース
1. ボディーターン
2. 上半身と下半身のテンション
1. 腕の振り
2. 下半身も回転、上・下半身のテンション
   なし
3. タイミングがクリティカル